Remix IDEとは
Ethereumの開発言語であるSolidityを使用するにあたり、最も簡単な方法は開発環境であるRemix IDEのWeb版を使用することです。Remix IDEのWeb版は、何の準備も、コストもかけずに、いきなりSolidityのプログラミング、コンパイル、Deployができるという優れものなのです。本当に気軽にDeepなWeb3の世界に入り込める素晴らしいツールです。さっそく、使ってみましょう。
Remix IDEの起動
Remix IDEを使用するには、以下のアドレスにアクセスしてください。Remix IDEの初期画面が表示されます。
Remix IDE
Remix IDE 3つの基本機能
Remix IDEには3つの基本機能があります。
- File Explorer
ファイル管理、コーディング機能 - Solidity Compiler
Solidityのコンパイル機能 - Deploy & Run Transactions
コントラクトのDeploy、実行機能
それぞれ、Remix IDE画面左端のアイコンボタンからアクセスすることができます。
Remix IDEの基本機能1:File Explorer
File Explorerは、Solidityのコーディングエディターと、作成したファイル等の管理を行う機能になります。Solidityのコーディングと、WorkspaceごとにSolidity記述ファイルの管理ができます。
Remix IDEの基本機能2:Solidity Compiler
Solidity Compilerはその名の通り、コンパイラ機能です。上述のFile ExplorerでコーディングしたSolidityコードをワンクリックでコンパイルできます。コンパイラーのバージョンを指定できます。
Remix IDEの基本機能3:Deploy & Run Transactions
Deploy & Run Transactions機能では、コンパイルしたSolidityのContractをDeployし、実行することができる。Deployは、ブラウザ内の擬似的なEthereum環境に行うことも可能。
まとめ
Solidity開発環境のRemix IDE Web版は、気軽に使用できるにも関わらず、Solidityのコーディング、コンパイル、Deployが可能な強力なツールです。ここでは、基本的な機能を簡潔に記載しました。
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